夫婦カウンセリングは本当に効果があるのか?

夫婦関係 修復 改善

これから夫婦でカウンセリングを利用してみようか、というとき、もっとも気になるのは「果たしてカウンセリングには本当に効果があるのか?」という点ではないでしょうか?検索をすればいくつかのページにヒットして、確かに効果はありそうだけれど、実際にカウンセリングを受けてみるまでは心配は消えないのかもしれません。

こちらでは、実際のお客様の声から聞こえてくる夫婦カウンセリングの効果をご紹介するとともに、なぜそのような効果が出るのか?について解説していきます。


夫婦間の不和の相談|それぞれの課題がはっきりした

お客様の声:

夫に変わって欲しいと思っていた私は、私の問題と向き合うことが必要でしたし、同時に夫にも、夫のテーマを扱っていただくことができ、そのおかげで本当にまた、二人で向き合うことができています。

価値観や考え方の違いから夫婦の間に不和が生まれるのはどんなカップルにも起こりうることです。特に、子どもが生まれた後には育児の方針や家事の進め方などから日々小さなストレスを溜め込んで、定期的に大きなケンカをしてしまう、というケースも少なくないでしょう。

日常的な小さな衝突は、コップ同士がコツコツとぶつかり合うようなもので、ひとつひとつを見れば大きな出来事ではありませんが、ダメージが重なると関係にヒビが入ってしまうこともあります。また、ガマンが過ぎてストレスが溜まると時に大きくぶつかって自分も相手も傷つけてしまうことさえ起こります。

そんな夫婦の不和を見直していく際には、時間軸を「現在」「過去」「未来」に分けて考えていきます。

 

まず「現在」の問題は、コツコツと日々ぶつかってしまっている、ということですから、ここでは、

・衝突の原因は何か?

・改善するにはどうすれば良いか?

を具体的に事例を見ながら一緒に考えていきます。

夫婦だけではどうしても感情的になりやすいところですが、ここは第三者としてカウンセラーが入ることで冷静になれるというメリットがあります。

 

次に「過去」の問題について振り返ります。

・これまで嫌だと感じていたことはないか?

・どうしてそれが嫌だったのか?

・当時、言えなかった気持ちはないか?

など、ふたりが辿ってきた道筋を振り返りながら見つめていきますが、トピックスだけでなく「感情のわだかまり」にも目を向けられるようサポートします。

ご夫婦それぞれの「テーマ」つまり、取組む方向性が見えてくるのはこのあたりになります。

 

日々起こる摩擦をできるだけ少なくする対策を考え、わだかまりを小さくすることができたら、次は「未来」について考えます。

・この先どうなってしまうのか?

・明るい未来を想像できない

と、将来が不安になるのは「過去のわだかまり」が消えていないことと「今にストレスを抱えている」こと、が影響していますからそれぞれの問題をクリアにしておくことで未来のことはフラットな視線で見つめ直すことができるようになります。

このプロセスにご夫婦で取り組まれることでお互いへの理解が深まりますし、手つかずであった「わだかまり」をケアすることで気持ちにもゆとりが生まれます。

気持ちにゆとりが生まれれば、相手に優しく接することもしやすくなりますから、短期間で夫婦の関係に違いが生まれることにも繋がります。


夫の浮気の相談|夫の態度がみるみる変わっていった

お客様の声:
あの頃夫はとりあえずカウンセリングに行っておけば私の気が済むだろう、くらいのつもりだったんだと思います。そんな私たちでしたが、先生のご提案はいつも鋭く、また、仕事にも役に立つものが多く、後半は、夫もお伺いするのを楽しみにしている様でした。

浮気や不倫の問題では、傷ついた心のケアを最優先に行います。まずは「浮気をされた側」を重点的に行うのですが、LifeDesignLabでは「浮気をした側」のケアも必要だと考えています。

多くの場合「浮気をした側」に妻(夫)を傷つける意図はありませんから、思いの外ダメージを受けている相手を見て驚くと同時に決して小さくない罪悪感を抱かれていることがほとんどです。

ただ、罪悪感というのは時に回避的な行動(「もう話したくない」「謝ったからもういいじゃないか」等)や攻撃的とも見える防衛反応(「自分だけが悪いわけじゃない」等)を伴う場合があるので、そうとは見えないものです。結果「本当に反省しているの?」と「された側」は更に深く傷つき、「何度も責められる」と「した側」はより頑なになってしまいます。

特に「浮気をした側」は身近に相談できる相手がなく、精神的に孤立しやすくなっているため、まずは安心して話ができることが大切です。

そのため、夫婦それぞれ個別の時間を取っていただくことも少なくありません。

また、お仕事のことや職場の対人関係にも応用できる心理学やコミュニケーションスキルについてもお伝えしながら話しやすい環境と信頼関係を築いていきます。

罪悪感から生まれる頑なな態度が和らぐことで、夫婦としてのコミュニケーションも改善してくることがほとんどですから、雰囲気も変わり前向きな気持ちも生まれるものです。