”夫婦で話す” ということは、
あるフェーズにおいては、とても怖いことでもあるかもしれない。
本音を話すと、もう後戻りできないかもしれない。
本音を聞くと、許せないかもしれない。
自分でも、「分かって欲しい!」
とは思うけれど、
何を分かって欲しいんだっけ?と深掘ると、
迷宮入りしてしまうこともある。
自分で、自分の本音に気付くのが、一番怖いかもしれない。
もはや何年も脇に置いたり、
押し込めたり、
想像したりして、
話してこなかったことは、なおさら。
夫婦なんだから、愛してくれて当たり前、続くのが当たり前、
ではないかもしれないし、
口に出して言わなくても、帰ってくるんだから、
あたりまえ、
かどうかは、言わないと分からない。
これまで話していなかった夫婦が話し始めると、
もちろん、やさしいことばっかりではない。
文句もでるし、
すれ違っていたことにも気づくし、
時には決断も迫られる。
それでも、
このまま人生を終えたくない。
そう思う時には、
動き出す。
ことを、おすすめする。
ゴール設定をして、
夫婦円満!という旗を立てて、そこに一直線に向かう様な道筋は無いんだけれど、
封印して、
我慢して、
察して、
ごまかして、
そうやっている所に、明るい未来は見出しにくい。
「話す」とうことは、時に、とても怖い。
それでも、
自分が自分でありながら、
夫婦としての形も、関係も、
見直していく。
そうするところに、ひらける道は、
あるものだから。
夫婦で話す、ということ。