これから夫婦でカウンセリングに取り組もうという時、はじめからふたりでカウンセリングを受けるのか、それともまずはひとりづつ受けるのが良いのか?というご質問をいただくことがあります。
状況によって違いはありますが、ふたりで揃って始められた方が、今のおふたりの状況がクリアになって、問題だと感じていることを夫婦で共有しやすい。というメリットがあります。
もちろん、
まずはひとりで、カウンセラーとの相性が合うのかを確認したい。
という場合には、おひとりでのスタートでも全く問題ございません。
また、それぞれに相手がいると話しづらい、ということも充分に考えられますのでその場合はおひとりから始められることをお勧めすることもあります。
ご夫婦お揃いで、またはおひとりで、それぞれにメリット・デメリットもありますので、どちらが良い、と言い切れるものではありませんから、迷っている。という場合であれば、初回からおふたりでお受けになることをお勧めしています。
カウンセラーにとっても、おふたりの関係性が見えやすく今後のご提案もより的確なものになるかと思います。
初回からご夫婦で受ける ・メリット・・・問題となっていることが見えやすく、解決に向けたロードマップを立てやすい ・デメリット・・・本音で話しづらい、本心を話せない場合がある
初回はひとりで受ける ・メリット・・・安心感を持って話すことができる。 ・デメリット・・・本質的な問題が隠れてしまう場合がある。
カウンセリングを進める中で、個人のプロセスとして扱うことをお勧めすることもありますし、ご夫婦での取り組みと交互に進めていくこともあります。
いずれの場合でも、調停のようにカウンセラーがコメントを橋渡しするようなスタイルは基本的には取っていませんので、その点はご了承ください。