相手を尊重する

誰だって傷つけば相手を責めたくなるものです。

浮気や不倫はもちろんですが、聞いて欲しい話を聞いてもらえなかったり、一方的に意見を押し付けられたりと、考え方やコミュニケーションの行き違いのひとつひとつでも心は傷むものですし、そんな些細なフラストレーションこそが夫婦仲を少しづつ蝕んでいきます。

どうにもイライラして仕方がないという時は、少なからず心が傷んでいる時なのかもしれません。
けれど、これから先もふたりで共に人生を歩むことを目指すならば、どんな態度で接するのか?を慎重に見つめておく必要があります。

パートナーとして相手のことを尊重するのか、それとも今のイライラ解消を優先するのか?

夫婦をひとつのチームとして捉えるなら、自分を大切にするのと同等に、相手のことも尊重する姿勢が欠かせません。


今を大事にする選択

夫婦の日常には、日々色々な出来事が待ち受けていて、考え方や価値観の違いばかりが年々増していくように感じることもあるかもしれません。

また喧嘩の度に傷ついた心や、行き違うコミュニケーションが優しい気持ちをそぎ落としてしまうこともあるかもしれません。

そんな時にはまず、過去のわだかまりも未来への不安もいったん横に置いて、今日を出来る限り気分良く過ごすことに集中することも必要です。

相手を尊重する、ということは、今を共に過ごすパートナーとして相手のことを大切に扱かってあげるということ。

それは同時にパートナーと過ごす自分の時間を大切にすることでもあります。


相手を尊重するということ

相手のことを尊重する、といってもどうすれば良いからわからないという場合もあるでしょう。

そんな時には一歩下がって、ふたりの間に境界線を引いてみると良いかもしれません。

夫婦はとても近しい関係性です。違う人間だから、と頭ではわかっていても、どこかで同じ価値観をもってくれていること、気持ちを察してくれること、そしていつも優しい気持ちで接してくれることを期待してしまいます。

けれど、そこは別の人間。

自分と同じように考えてくれないことも、同じように察してくれないことも、期待するほど優しくしてくれないこともあるのです。

相手を尊重する、ということは、まず相手のことを自分とは違うひとつの個人として見つめることから始まります。


尊重すること、赦すこと

自分とは違う人間だから、とふたりの間に境界線を引くと、これまで以上に考え方や価値観の違いを感じる場面が増えるてくるかもしれません。

そんな時には、価値観が違うから夫婦関係がうまくいかないのだと悲しい気持ちになるかもしれませんが、夫婦仲がうまくいかないのは価値観の違いが理由ではなく、違うことを許せないからだと思うのです。

考え方や価値観も含めて、相手のことを尊重する、自分と違うことを赦す。

ただ、赦すことと、受け入れることとは必ずしもイコールではありません。違うことを尊重はしても、それが自分の価値観や考え方と合致しないことは受け容れる必要はありません。

まずは違うことを認めてみる、と意識できていればOK。

それだけでも夫婦の関係は少しづつでも変化していくのではないかと考えています。

また、相手を尊重する、大切にする、というと、どこかで「もっと優しくしなければいけないの?」と難しく感じてしまうこともあるかもしれません。

もちろん、そうできることに越したことはないのですが、もし今、優しくできないと感じているなら、無理に優しくしようとしなくても大丈夫。

大切なのは、まず相手の考え方や価値観、そして存在を尊重することで、優しく、はその次に考えておければ良いと思うのです。


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