エンディングから考える

なぜ仕事を頑張るのか?

もしそんな風に聞かれたとしたら、あなたは何と応えますか?

人は誰も、幸せになるために努力をしているはずです。

もちろん、それが自分の望む良い方向につながっていると信じて。
でも、もし頑張った結果報われないとしたら?

そしてそれが分かっていたとしたら、誰だって頑張ることなんてできません。

けれどこの先どんな未来が人生のエンディングに待っているのかは誰にもわかりません。

分からないから想像するほかない。

そして、

想像するほかないのなら、良いイメージを膨らませればいいのに、
私たちはなかなかそういうことができない。

辛いことが多いと、この先ずっと良いことなんて起こらないんじゃないか、と考えてしまう。

けれどそれは、今感じている不安を未来に映しだして見ているだけ。

人生のエンディングは映画と違って常に未定で、

最期のその瞬間までどうなるかはわかりません。

分からない未来を思い描いて心配したり不安になったりするのはもったいない。

いっそのこと、ハッピーエンドから人生を思い描いてみたら?

例えば、100歳のあなたが迎える最期の日から。

壮大な人生物語のラスト、

幸せな人生を今まさに閉じようとしているあなたの姿がスクリーンに映し出されます。

その時あなたのそばにいるのは誰で、

その人はどんな表情をしているのか?

その時あなたは、あなたの人生を振り返って
何を思うだろうか?

そしてエンドロールの直前、

スクリーンにはあなたが人生を賭けて、
この世界に残したいと願ったメッセージが浮かびあがります。

これから人生の旅を歩く君へ。

そこにはどんな言葉が書かれているでしょう?

人生をパッピーエンドから見て考える。

未来のあなたからのメッセージは、

現在視点では得られないインスピレーションを受け取るチャンス。

そこでにはいつも、

新しい発見が隠れています。

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