先輩や友人に誘われるまま【充分な準備もなく】会社を飛び出してしまった。

転職の失敗 準備不足

転職の失敗(1)準備不足・情報不足

先輩に誘われるままに転職、こんなハズじゃなかった!

転職に関するご相談のなかで、とても多いのがこのケースです。

 

「会社を立ち上げた先輩から力を貸して欲しいと言われたので。」

「先輩がいるから大丈夫だと思ったんですが。。」

「とっても頼りになる先輩だったのに。」

 

知り合いがいる、というのは不安な転職活動では大きな心の支えになります。今いる会社に違和感や不満がある、キャリアアップをしたい、待遇を改善したい、といった想いがあるときも同じ。

 

先輩がバックアップしてくれれば、きっとうまくいく。と、会社を飛び出していざジョインしてみたら、、、起業したばかりで業績が不安定、給与の支払いもままならない。業績はいいけれど、仕事の内容が向いてないし休みも無い。

 

など、通常の転職活動であれば、当然確認しておくべきポイントを飛び越えて、「先輩がいるから」と選んでしまった転職の末路は、思う以上に悲惨なケースも少なくありません。

 

こういったケースが困難な状況を引き起こすのは、仕事や待遇の問題もさることながら、先輩との人間関係が密接に絡んでくる、ということです。

 

辞めたいのに辞められない、先輩に迷惑がかかってしまうかもしれない。と、本来なら不要な気遣いや配慮で苦労してしまうことも少なくありません。

 

「いっしょにやろう」

 

その言葉は確かに魅力的かもしれませんが、ここは慎重に判断したいところです。

 

雇用契約書にしっかり目を通す、職務内容を確認する、というのは最低限の確認事項ですが、先輩の働き方や業務の進め方についても、事前に確認しておいた方が良いでしょう。

 

仕事に求めるものは人それぞれ。

先輩が理想とする働き方が、必ずしもあなたにとってもベストとは限りません。

 

入社してからこんなハズじゃなかった、、とならないためにも、あらかじめキチンと確認するべきことは確認させてもらうこと。ほとんどの場合、誘ってくれる側に悪意はないのでしょうが、それでも自分の人生を守るのはあなた自身です。

 

もちろん、家族に相談することも忘れないで。

 

また、もしすでに入社してしまった。

という場合は、一度先輩としっかり話し合いをしてみることをお勧めします。

 

先輩も同じ様に、苦しい状況にあるのか?

あるいは、何ともないのか?

 

収入面や待遇等は難しいかもしれませんが、業務の進め方など、限定期にサポートしてもらえることもあるはずです。

 

せっかく誘ってもらったのに、申し訳ない。と、引け目を感じることもあるかもしれませんが、案外相手側はなんとも思っていないものです。むしろ、向いてない職場に誘って悪かった、なんて感じているかもしれません。

 

 

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