才能を見つける、伸ばす、磨いていく。
努力をしてもなかなか成果が出ない、頑張っているのに評価されない。
それはあなたに実力がないからでも、能力がないからでもなく、あなたの強みや才能が活かされていないだけなのかもしれません。
「才能」というと、何か特別なもの、と考える方が多いのですが、実は才能とは「当たり前」のことの中に潜んでいることが殆どです。
例えばオリンピックで金メダルを獲得するような選手は、子どもの頃から運動神経がよくかけっこやボール投げが上手だったことでしょう。きっと彼らは周りの友人や大人達から「君には才能がある」と評価され、認められてきたはずです。そうしていつからか、自分には「人より早く走る才能がある」と理解し、その才能を伸ばし磨き上げて行くことにより多くの時間とエネルギーを注ぐことで卓越した成果を残せるように成長していきます。
これが典型的な「才能」の物語です。
では「おしゃべりが得意」な子どものケースはどうでしょう?
この子たちもかけっこが上手な子ども同様、周りの誰よりも「言葉の理解が早く」「饒舌に話し」「時に大人の揚げ足をとるような会話」さえ繰り広げたのかもしれません。親達ははじめ「この子はお話が上手」と喜んだはずですが、次第に関心は他のことに移って「もっとかけっこが早く」「もっと歌が上手に」と、彼らが得意なこと『才能』ではなく別の何かを求めるようになります。ときには「ちょっと静かにしててね」と『才能』そのものにフタをしてしまうこともあったかもしれません。
走る才能は評価され続けるけれど、話ができる才能はやがて当たり前のものになってしまう。
お片づけの才能はどうでしょう?
友達に優しくできる才能は?
転んでも泣かずに立ち上がれる才能は?
才能というのは金メダルやチャンピオンベルトをイメージできる様なものだけでなく、ごく当たり前のように思えることのなかにもたくさん潜んでいるものです。それを見いだし、伸ばし、磨き上げて行くことで卓越した成果を残せる「強み」へと育てて行くことが大切。
あなたの中にある強みの源泉に光をあてて、育てて行くことが仕事での成功や豊かなプライベートをつくる土台になっていきます。
強みを伸ばす、才能を開発するプログラム